コンタクトを買うときに涙の量を調べるのはなぜ?

眼科でコンタクトレンズを処方してもらう場合、涙の量を調べます。コンタクトを購入するだけなのに、なぜ涙の量を調べる必要があるのか疑問に思う方もいるかもしれません。わざわざ測定することには、目を守るために大切な意味を持っています。では、どのような意味があるのでしょうか。

涙における大切な役割の1つが、目を乾燥から守ることです。瞬きをすることで、涙を分泌し瞳が乾燥しないようにしています。ですがレンズを装着していると、目が乾燥しやすくなる方もいます。もともと涙の量が少なくて目が乾燥しやすい方の場合、レンズを処方してもらうときに合わせてドライアイのリスクについて把握しておくことも大切です。乾燥から防ぐための目薬を処方してもらえることもあるので、必ず涙の量を測定するようにしましょう。

またレンズを装着しているときは、痛みや刺激を感じにくくなるケースも見られます。目の健康をまもるためにも、装着中や外した後に異常を感じたら注意が必要です。より良い状態でレンズを装着できるようにするためにも、使っているときには意識的に瞬きの回数を増やすのも1つの手です。瞬きを多くすることで、涙を分泌して目を乾燥から防ぐことにつながります。