レンズだけじゃなくケースまでしっかりケアしよう

コンタクトレンズの使用後にはレンズを洗浄しますが、これを保存するためのケースが汚れていたら意味がありません。保存液を交換せずに入れたままにしたり、洗わずにいると雑菌が繁殖したりカビが生えて感染症の原因になるので注意しましょう。

洗うタイミングですが、毎日レンズを使うのであればその都度行う必要があります。この際に手を良く洗っておき、雑菌が移らないようにしましょう。保存液を捨てて水道水やマルチパーパスソリューションでしっかりと洗います。濡れたままでは雑菌が繁殖するので乾かさなければなりませんが、このときの注意点として布で拭き取ったりしてはいけません。布などにも雑菌が付着しているため、移らないようにします。十分に水気を切った後には風通しが良く、清潔な場所で乾かしますが、日光が当たれば殺菌できるので好ましいです。

長期的にレンズを使用せずに保管する場合もそのままにはせずに1週間ごとに保存液の交換と洗浄を行いましょう。
ケースの交換タイミングは記載されている期限に従えば良いですが、3か月程度のものや1年のものなど製品によって違うので確認が必要です。なお、期限内であっても汚れが溜まっていたり、保存液が漏れる場合には交換します。